冬の変化(瓊玉膏①)

気温の低下や空気の乾燥など、秋から冬にかけて見た目の年齢が上がりやすいと言われています。

人間は10代後半に成長が止まると言われているけれど、それは肌も同じこと。

肌内部の水分を保持する力も加齢と共に衰えていくため、外部の乾燥の影響も受けやすく老け顔になりやすい。

そこで潤いを取ろうと水をたくさん飲んだとしても、体の潤いにはなってはくれません。

潤いは血液によって運ばれます。

そのため、胃腸の機能を保ち、血液を作り、巡らせることで体の中の潤いは保たれます。

乾燥して、その影響が『肺』を代表する呼吸器に出てきます。まずは鼻やのど、そして皮膚にも影響が及ぶことがあります。

さらに漢方の考え(肺は大腸と表裏関係)から大腸などの器官にも発展していきます。

・のどや鼻の症状

・腸の炎症、痔、便秘

秋から冬になると体の内外で症状が出てきます。

そして、最近活躍している瓊玉膏。

瓊玉膏という商品の良さや、今の時期そして現代人が必要としている商品なんだと実感します。

もともと瓊玉膏という処方は、豊臣秀吉が朝鮮へ出兵した際、朝鮮の皇帝医であった許浚(ほじゅん)という医師が書いた東医宝鑑(とういほうかん)書物の一番最初にでてくる有名な漢方薬です。

韓国の廣東製薬という製薬会社が作っている瓊玉膏は、

高品質な漢方成分を使用し、伝統的な作り方を忠実に再現して作成。

手間ひまをかけて作られたこだわりの漢方薬なので、他と比べると廣東製薬製の瓊玉膏はとっても質がいい。

補腎薬の瓊玉膏としての役割は、健康維持増進や大人の場合は老化予防、小児の場合は発育促進に良いことで知られています。

古より皇族や貴族など一部の上流階級の人達ぐらいしか使うことができなかった高貴なお薬だったのです。

『腎』のはたらきはその中に収められている精(せい)に大きく依存しており、

補腎薬としての瓊玉膏は『腎』の精を補う漢方薬ともいえます。

精とは、生命エネルギーの結晶ような存在であり成長や発育、そして生殖活動には必須の物質です。

そのほかにも、精からは『気』や『血』も生み出され、骨や脳の形成、耳や目の機能に関わっています。

精の減少は老化の進行と同じで、最近の言葉では、補腎薬は『アンチエイジング薬』といえるでしょう。

当薬局が皆様にお勧めする商品の一つです。

『不妊症ついて(瓊玉膏②)へ続く』

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